看護師から助産師へ!働きながら資格取得は可能?実態と進路選択

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看護師として働きながら、将来は助産師として活躍したいと考えているみなさん。
キャリアアップ意欲の高いあなたは、きっと「助産師学校に通いながら、今の仕事を続けられるのか。」と悩んでいるのではないでしょうか。
確かに、看護師の仕事と助産師学校の両立は、時間的・経済的負担が大きく、現実的には難しいことが多いです。

しかし、病院の進学休職制度や資格支援制度を利用したり、転職を検討したりすることで、働きながら助産師を目指せる可能性は十分にあります。
この記事では、看護師から助産師へのキャリアチェンジについて、事例や制度を紹介します。

看護師から助産師へ!働きながら資格取得は可能?

1: 助産師学校に通うことは、時間的・経済的に大きな負担

助産師になるためには、助産師学校を卒業し、国家試験に合格する必要があります。
助産師学校は、昼間の授業が基本で、実習も必須となります。
そのため、常勤で働く看護師が、学校に通いながら仕事をすることは非常に困難です。

2: 働きながら助産師を目指すための具体的な方法

では、働きながら助産師を目指すには、どうすれば良いのでしょうか。
いくつかの方法をご紹介しましょう。

・病院の進学休職制度を利用する
多くの病院では、従業員のスキルアップを支援するため、進学休職制度を設けています。
この制度を利用すれば、一定期間、給与を保障されながら、学業に専念することができます。

・病院の資格支援制度を利用する
病院によっては、助産師資格取得のための費用を支援する制度を設けている場合があります。
このような制度があれば、経済的な負担を軽減することができます。

・転職を検討する
夜勤や早朝勤務など、時間的に融通が利きにくい職場環境では、働きながら助産師学校に通うことは難しいでしょう。
転職によって、時間の自由度が高い職場に移ることで、両立の可能性が高まります。

・パートタイム勤務に切り替える
常勤勤務からパートタイム勤務に切り替えることで、時間の余裕を作り出し、両立を図ることができます。
ただし、収入が減ってしまう点は考慮が必要です。

助産師学校に通いながら働くことは、決して楽ではありません。
しかし、諦める必要はありません。
みなさんの状況に合わせて、最適な方法を検討し、働きながら助産師を目指しましょう。

助産師に向いている人の特徴とは?

助産師は、妊産婦や新生児と深く関わる仕事です。
そのため、人とのコミュニケーション能力や観察力、問題解決能力、体力、精神力など、様々なスキルや資質が求められます。
助産師は、妊娠・出産を通して、女性の心と体の変化をサポートする仕事です。

助産師に向いている人の特徴

・人が好き、赤ちゃんが好き
助産師は、妊産婦とその家族、生まれてくる赤ちゃんとの関わりが深い仕事です。
人に関心を持ち、ふれあうことが楽しい、好きだと思えること、中でも「赤ちゃんが好き」という素養は大切です。

・観察力・問題発見能力・解決力
妊娠・出産は、女性の体にとって大きな変化です。
助産師は、妊産婦の体の変化を細かく観察し、問題にいち早く気づく必要があります。
また、問題が発生した場合には、適切な解決策を考え、実行する必要があります。

・協調性・コミュニケーション力
助産師は、医師や看護師など、様々な医療従事者と協力して仕事をすることが多いです。
チームで働く協調性と、円滑なコミュニケーション能力は不可欠です。

助産師は、責任重大な仕事です。
しかし、同時に、とてもやりがいのある仕事です。
人の役に立ちたい、人の喜びを分かち合いたいという気持ちを持っているなら、助産師はきっと天職と言えるでしょう。

まとめ

看護師から助産師へのキャリアチェンジは、決して簡単な道のりではありません。
しかし、病院の制度を利用したり、転職を検討したりすることで、働きながら助産師を目指せる可能性はあります。
助産師に向いているかどうかは、ご自身の資質や価値観によって異なります。
この記事が、あなたの将来のキャリアプランを考える上で、少しでも参考になれば幸いです。