病棟看護師の仕事とは?役割についてもご紹介!

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看護師の仕事は多岐にわたりますが、中でも病棟看護師は患者さんの入院生活を支える重要な役割を担っています。
病棟看護師の仕事内容や役割、働き方について詳しく見ていきましょう。

□病棟看護師の仕事と役割

病棟看護師は、入院患者さんの状態を把握し、適切なケアや介助を行うことが最も大切な仕事です。
具体的な業務内容は以下の通りです。

1:検査の介助

看護師は患者さんの身の回りのお世話や、血液検査(採血)、尿検査などの検査のサポートを行います。
その他の検査の場合は、事前準備や患者さんの移動サポートも担当します。
検査室と連携し、医師の指示通りの検査をスムーズに行うことが求められます。

2:治療・保清・検温・投薬など

1日3回の検温や夕食の介助、投薬、注射、点滴など、治療に関わる業務も病棟看護師の重要な仕事です。
患者さんの就寝後も、病室の見回りや24時間点滴の管理、呼吸機や心電図モニターのチェック、明日の検査準備など、休む間なく働いています。

3:緊急時の対応

通常業務以外にも、患者さんの容態によって緊急入院や緊急手術が入ることがあります。
そのため、チームワークを発揮し、情報共有や連携をしっかりと行い、一人ひとりの患者さんに最適な看護を提供することが求められます。

このように、病棟看護師は患者さんの入院生活を支える重要な役割を担っています。
日常的な処置から検査準備、食事の配膳、着替えの介助など、患者さんの抱える不安や困りごとに寄り添い、サポートすることが求められるのです。

□働き方について

病棟看護師の働き方は、主に2交替制と3交替制に分けられます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

1:2交替制

2交替制は、1日の勤務を「日勤」と「夜勤」に分けた勤務形態です。
夜勤は月に4〜5回程度で、1回の夜勤は16時間にもなります。
夜勤明けは休みになるため、まとまった休みを取ることができるメリットがある一方で、身体への負担が大きいというデメリットもあります。

2:3交替制

3交替制は、1日の勤務を「日勤」「準夜勤」「深夜勤」の3つに分けた勤務形態です。
夜勤の勤務時間が8時間と、2交替制よりも短いため、精神的な負担は少なくなります。
しかし、勤務が不規則になるため、肉体的負担が大きいと感じる声もあるようです。

3:夜勤専従

夜勤専従は、日勤を担当しない夜勤シフト専門の看護師のことを指します。
1勤務16時間程度で、月に10回程度の勤務です。
非常勤としての募集がほとんどですが、少ない勤務日数で高収入が得られるため人気の働き方となっています。
ただし、生活リズムが崩れやすいことや、急変対応など責任が重いといったデメリットもあります。

□まとめ

病棟看護師は、入院患者さんの状態を把握し、適切なケアや介助を行うことが最も大切な仕事です。
検査の介助や治療、保清、検温、投薬など、多岐にわたる業務をこなす必要があります。
また、緊急時の対応も求められるため、チームワークを発揮し、情報共有や連携を行うことが重要です。

働き方としては、2交替制と3交替制が主流ですが、夜勤専従という選択肢もあります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った働き方を選ぶことが大切だと言えるでしょう。