眼科看護師の仕事内容とは?看護師が眼科に転職する3つのメリット

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眼科看護師の仕事内容とは?看護師が眼科に転職する3つのメリット

「仕事は好きだけど私生活にもっと余裕がほしい」という看護師の方には、「眼科で働く選択肢」をおすすめします。

眼科での業務は他科に比べて激務とは言いがたく、心身ともに比較的負担の少ない診療科です。

眼科勤務に向いている看護師

転職したいけど看護師は辞めたくない!という方は、眼科で勤務してみませんか?

意外と知らなかった眼科看護師の業務内容やメリットを解説します。

眼科看護師の仕事内容

眼科で働く看護師の業務内容には次のようなものがあります。

眼科看護師の業務例

眼科には視能訓練士という眼科に特化した資格保有者がおり、一般的には視能訓練士が眼科検査の主たる業務を担います。

看護師は視能訓練士と協力して検査を遂行すればよいため、未経験の検査をすべて負担することはありません。

眼科看護師

ただし、視能訓練士のいない眼科だと、検査に関わる機会はさらに増えます

看護師が眼科で働く3つのメリット

看護師が眼科で働くと得られるメリットは、大きく分けて次の3点があります。

  1. 体力的負担の軽減
  2. 精神的負担の軽減
  3. ワークライフバランスの確保

①体力的負担の軽減できる 

眼科では慢性的な超過勤務などの過酷な労働環境や激務はないため、体力的な負担の軽減ができます。

基本的には日勤がメインとなり、患者さんの介助も視覚障がい者の誘導や車イスから検査のイスに移動する程度なので、他科の病棟勤務ほどしんどいことはありません。

手術後の患者さんは体力はあるため、入院していたとしても介助が楽です。

②精神的負担の軽減できる

眼科では患者さんの命に直結するような疾患はあまりなく、衰弱していく患者さんを目の当たりにすることもないため、精神的な負担が少ないのも特徴です。

また、眼手術は日帰りででき、長くとも一週間程度の入院で済むという点もあり、「看護師の責任が重すぎる」と負担に感じている方でも働きやすいです。

③ワークライフバランスの確保できる

ワークライフバランスが取りやすいというのも眼科で働く大きなメリットです。

眼科ではオンコール待機もなく残業も少ないため、看護業務に携わる時間を減らせます。

その結果、帰宅が早まったり休日を自由に過ごせたりするようになり、人生を楽しむ時間を確保しやすくなるのです。

看護師が眼科で働くデメリット

看護師が眼科で働くデメリットとしては、専門性が限られてしまう、という点があります。

眼科では疾患が目に限局しており、業務内容も点眼や洗眼、点滴や採血のように、難しい看護技術を必要としません。

看護師としてのスキルも磨きたい、という方には手術を実施している施設での勤務がおすすめです。

眼手術には1件15分程度で患者さんが次々と入れ替わる白内障や、1件40分~数時間かかる硝子体手術、緑内障や斜視手術などがあり、さまざまな手術介助の技術を学べます。

眼科看護師の一日【実例】

ある眼科看護師の一日

8:15

出勤

8:30

午前診療開始

12:30

午前診療終了

13:30

【手術日】手術準備開始

14:30

【非手術日】午後診療開始

18:30

手術/午後診療終了

19:00

帰宅へ

まとめ

業務内容から眼科は少し特殊な診療科かもしれませんが、仕事とプライベートの両立を図りたい看護師の方にとっては、この上ないチャンスとなります。

「看護師をやめたくないけど、今の職場がきつすぎる」と考えている方は、ぜひ眼科を転職先の選択肢に入れてみて下さい。自分や家族のための時間を作りやすくなりますよ。