30代から視能訓練士になることは可能です!近年、30代で視能訓練士に就職または転職する方が増えています。しかし、視能訓練士は国家資格です。ゆえに養成学校に通う必要があります。
今回の記事では、30代から視能訓練士受験するための条件や養成学校の学費、就職後の給料相場についてご紹介します。
視能訓練士は、患者さんと向き合いながら治療を進めます。治療の結果に満足した患者さんをみると、やりがいを感じるお仕事です。
そもそも視能訓練士になるために必要な条件とは
視能訓練士になるには、最終学歴によって以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 高校を卒業した場合:視能訓練士の養成所で3年以上修業する
- 短大以上を卒業した場合:視能訓練士の養成所で1年以上修業する
- 外国の学校を卒業した場合:日本の養成学校と同等の技術があることを厚生労働大臣から認定される
まずは、あなたが視能訓練士になるために必要な養成所での期間を知っておきましょう。
視能訓練士養成所にかかる費用
視能訓練士の養成所にかかる費用は、1年制でおよそ150万〜200万円。3年制では平均で450万〜500万円ほどかかります。
その他にも、交通費や生活費がかかりますのでご注意ください。
つまり、あなたの最終学歴が高校の場合、必要となる費用は500万円以上です。
最終学歴が短大以上の場合、200万円以上の費用がかかることが予想されます。
視能訓練士の給料の相場
視能訓練士の給料の相場は、20万〜25万円。年収は250万円〜350万円あたりがベースになります。
アルバイトの場合、時給の平均は1,500円〜1,800円が多いです。もちろん地域や勤務先によってかわりますが、働きはじめて2年〜3年で養成所の費用は戻ってきますよ。
30代から視能訓練士として60歳まで働いた場合、勤続30年目での年収は500万〜600万円まで期待できます。
30代から視能訓練士を目指すのがおすすめな理由
30代から視能訓練士を目指すのがおすすめな理由は、30年以上続けて働くことができるためです。現在、医療業界では視能訓練士が足りていません。そのため、長く働ける方を探しています。
30代の視能訓練士は長く勤続できるため、採用において有利に働くことは間違いありません。さらに、医療関係で実務の経験があるとよりスムーズに採用してもらいやすいです。
とはいっても、実務経験がない場合でも同僚や患者様とのコミュニケーションを難なくこなせるのであれば、採用してもらいやすいので安心してください。
もし勤務先に不満があり職場を変えたいときでも、視能訓練士は実務経験を積んだり長く働けたりすることから、次の病院・クリニックに移りやすいのでおすすめです。