看護師2年目で転職してもOK?不利?体験談とおすすめの職場、成功のコツ

  • インタビュー
看護師2年目で転職してもOK?不利?体験談とおすすめの職場、成功のコツ

「看護師を2年目で辞めて転職できる?」「経験が浅いと採用されないかも…」と不安に思う2年目の看護師もいるでしょう。確かに、経験が浅いと採用のハードルは上がるかもしれませんが、職場選びや転職活動のポイントを知れば希望の職場に転職できる可能性は十分あります。
この記事では、2年目看護師が転職を成功させるコツや2年目の看護師に向いている転職先などを解説。体験談も紹介しているので、参考にしてみてください。

2年目看護師が転職を考える6つの理由

看護師2年目は仕事に慣れて、余裕が少し出てくる時期。そのため、自分の待遇やキャリアアップに目が向くようになったり、技術不足に対する不安や人間関係の悩みなどが出てきたりして、転職を検討する方もいるでしょう。
ここでは、2年目の看護師が転職を考える理由を紹介します。

1.ミスが多くなり「向いていない」と感じたから

看護師2年目といえば、先輩からのサポートが減り1人で業務を行うことが増える時期です。1人立ちしてからミスが目立ち始め、悩みや不安を急に抱えるようになった人も多いのではないでしょうか。

教育を受ける立場ではなくなったときに、業務を上手くこなせず、「自分は看護師に向いていないかも」と考える看護師は多いようです。

2.職場の人間関係に疲れたから

業務に対しての不安や不満がなくても、人間関係を理由に転職を考える2年目の看護師は非常に多くいます。2年目とはいえ、まだ職場では新人の立場。派閥争いや先輩の人間関係のトラブルに巻き込まれることもあるでしょう。また、後輩看護師との関係に悩む人も少なくありません。

報告・連絡・相談などの密な連携が必要とされる看護師は、職場の人間関係が良くないと、業務に支障をきたすことも。そのような状況で、無理して働き続けることに疑問を抱く看護師さんもいるようです。

3.体力的な辛さを感じるようになったから

2年目になり、体力的な辛さを実感し始める看護師もいます。1年目は業務を覚えることに必死で、自分の疲れになかなか気づかないもの。少し余裕が出てきた2年目のタイミングで、体力的な辛さを実感する方も多いようです。

また、「夜勤をやってみたら想像以上に辛かった」と感じた方も多いでしょう。夜勤による疲労が蓄積された結果、日勤のみのクリニックへの転職を決意する看護師さんも一定数います。

4.結婚や引っ越しなど私生活の変化があったから

結婚や結婚による引越し、妊娠といったライフスタイルの変化によって、転職する看護師さんもいるでしょう。看護師の仕事の性質上、家庭と仕事の両立は簡単なものではありません。最初は長く働き続けるつもりだったとしても状況的に難しくなり、2年目で転職をする方も少なからずいます。

5.興味のある分野で経験を積みたくなったから

看護師としての経験を積み上げていくことで、今の仕事とは違う分野への興味が湧いてくることもあるでしょう。そのため、興味のある分野を極められる職場への転職をする看護師さんもいます。

とはいえ、2年目はまだ教育が必要な時期でもあります。場合によっては、1から学びなおさなければならず「ステップアップのつもりが後退した気がする」と感じてしまうことも。そのため、「転職をして何をしたいのか」を明確にしてから転職することをおすすめします。

6.給料や待遇に不満が出てきたから

2年目に入り、1年目の段階では考える余裕のなかった給料や待遇に関する不満を抱いて、転職を視野に入れる方もいます。給与に納得したうえで入職していたとしても、実際に仕事をしてみて「給与と業務量が見合っていない」と感じる看護師さんも多いでしょう。

メドキャリアに登録している看護師さんを対象に取ったアンケートでは、「今のお給料に満足してる?」といった質問に対して「満足している:3%」「まあ満足している:17%」「もう少し欲しい:50%」「不満:30%」という結果が出ました(回答数571人)。これを見ると、約8割の方が給料に不満を抱えているようです。

看護師の給与は平均値と比べて低い訳ではありませんが、業務量や仕事の責任の重さと比べて給与が見合っていないと感じる看護師さんは、2年目の看護師さんに限らず多いようです。

転職に成功した2年目看護師の体験談

看護師さんのなかには2年目での転職に不安を抱えている方もいるでしょう。ここでは、「メドキャリア」で転職した2年目の看護師さんの転職体験談を紹介します。

転職成功ポイントは「本当の気持ちに気づくこと」

「日勤のみで楽に仕事ができる職場に転職したい」という看護師2年目のEさん。
Eさんの職場は、その地域で唯一の大きな総合病院で救急搬送も多いため、曜日問わず忙しいようです。
さらに、多忙による人手不足によりEさんの病院は、教育制度やフォロー体制が十分でなかったといいます。そのため、Eさんは業務に自信が持てず、夜勤も満足にこなせなかったそう。こういった理由から、「日勤のみの職場」を希望したようです。

アドバイザーが応募先を提案するために詳しく話を伺ったところ、「看護師である母親に憧れて看護師を目指した」といったことを話してくださいました。これをきっかけにEさんは、看護師を目指した理由を思い出し、転職先に対する希望条件が「看護業務をしっかり学べて、夜勤もできるようになりたい」へと変わっていました。

そこで、アドバイザーはEさんが最初に希望した日勤のみの職場ではなく、小規模ながら教育制度が整っている病院をご紹介。アドバイザーが応募先の看護部長さんにEさんのこれまでの経緯を話すと、「しっかり基礎からやりましょう」とプリセプターを付け、ゼロから指導を受けられることとなりました。

中途採用は即戦力として採用されるため、新卒と同じような手厚い教育を行っている病院は多くありません。しかし、Eさんは2年目の中途採用ではあるものの、理解のある病院でしっかりと指導を受けながら成長していっているようです。

今が辛いと、そこから逃れたいという一心で早く転職をしようと焦ってしまう方もいるでしょう。しかし、急いで目標を明確にしないまま転職してしまうと、理想との差から退職を繰り返してしまうことも。転職を成功させるためには、自分の理想や条件を明確にしたうえで、それを叶えられる職場をじっくり探すことが大切です。

体調不良に悩む2年目の看護師。転職後は働けるように

新卒で循環器病棟に配属されて1年半のGさん。
スキルアップを目指して努力してきたGさんですが、原因不明の胃腸炎を発症したため、半年ほど自宅で療養をしていたそうです。何度も復帰しようとしたそうですが、そのたびに原因不明の胃腸炎になってしまい、「現職に戻ると、またひどい胃腸炎に襲われるのではないか」と強い不安を感じているようでした。

その一方で「仕事がしたい!早く一人前になりたい!」という思いもあるGさん。「環境を変えてみたら仕事ができるかも」と、転職のご相談をくださいました。

Gさんは、「看護師として経験を積みたい」といった気持ちが大きいようでした。そのため、アドバイザーはGさんの気持ちと体調を考慮し、医療がしっかり学べる急性期かつ日勤常勤が可能な職場を提案。応募先に現在の状況を説明し、月に1~2回の夜勤を条件に入職が決まりました。

入職からしばらくしてから連絡をしてみると「今の職場は和やかな雰囲気でとても働きやすい」とのこと。体調も快方に向かっているそうです。また、「前職は教育熱心な環境で自分も燃えていましたが、本当はプレッシャーだったのかもしれません」と話してくれました。

「看護師として成長したい」といった気持ちを持つ2年目の看護師さんは多いでしょう。しかし、命に関わる仕事というプレッシャーや業務のボリュームから体調を崩してしまう方も少なくありません。

不調が現れたときに無理して仕事を続けようとすると、余計に体調不良が悪化してしまう可能性があるため、まずは、誰かに相談してみることが大切です。

看護師が2年目で転職するメリット

看護師2年目の転職には、第二新卒の求人に応募できたりポテンシャルを評価してもらえたりなどのメリットがあります。そのため、経験が少ないからといって不安に思うことはありません。
ここでは、看護師2年目で転職するメリットを紹介します。

第二新卒として就活ができる

看護師2年目での転職は、「第二新卒」として求人に応募できるメリットがあります。
第二新卒とは、教育機関を卒業してからおおよそ3年以内の人材のこと。一般的な中途採用の場合、新卒のような手厚い教育はありませんが、第二新卒枠であれば新卒と同様の研修や教育を受けられることがほとんどです。そのため、臨床経験が浅いことに不安を抱えている方も、安心して業務を開始できます。

ポテンシャルを評価してもらえる

看護師2年目の転職は、経験やスキルよりもポテンシャルを評価してもらえる傾向にあります。
臨床経験3年以上と、ある程度の経験を積んだ看護師は即戦力として技術面を重視されますが、2年目の看護師に即戦力やスキルを求めて採用する職場は多くありません。

2年目の看護師の転職は、「伸びしろ」や「熱意」などがあるかが重視される傾向にあるため、面接では看護師としての信念をしっかりとアピールすることがおすすめです。

柔軟性と体力があるので新しい職場に対応しやすい

高等学校を卒業後、看護師教育機関で教育を受けて新卒で病院に入職した場合、2年目の看護師はまだ20代前半です。20代前半であれば、柔軟性があり新しい環境に対応しやすいと捉える面接担当者もいます。

また、看護師の仕事には体力も重要。経験が足りない分を体力でカバーできるのは、20代の看護師ならではのメリットです。

看護師が2年目で転職するデメリット

上記では、看護師2年目で転職するメリットをお伝えしましたが、臨床経験が浅いうちの転職には懸念点があるのも事実です。ここでは、看護師2年目で転職するデメリットを紹介するので、メリットとデメリットの両方を把握したうえで、転職を検討してみてください。

採用担当者に好印象を与えにくい

新卒で入った職場を早期に退職していることで、「すぐ辞めてしまう人なのかも」「何か問題があるのかな」と採用担当者が感じる可能性があります。それにより、採用のハードルが高くなるかもしれません。

応募できる求人が限られる

看護師2年目は十分な臨床経験があるとはいえないため、応募できる求人の幅が狭くなってしまうのがデメリットです。
求人のなかには、応募条件に「臨床経験3年以上」と経験年数の設定があることも。また、美容クリニックや介護施設看護師など、一定のスキルを必要とする求人への内定は難しいでしょう。

奨学金を借りている場合は一括返済になることがある

お礼奉公中の場合は、退職時に一括返金が必要になる可能性があります。病院奨学金制度を利用して看護学校を卒業した場合、指定された病院で一定期間働いていないと奨学金は免除されません。お礼奉公は3~5年としているところが多く、2年目の看護師さんの場合は、お礼奉公中の方もいるしょう。

途中で退職する場合、分割払いをOKとしている病院もあるようですが、一括での返済を求める病院が多いようです。お礼奉公が終わっていない段階での転職は、よく考えて判断しましょう。

中途採用の場合は即戦力が求められる

第二新卒枠でない場合は、中途採用として即戦力が期待されます。中途採用の場合は、新卒時のような手厚い教育やフォロー体制がないことが大半です。そのため、転職できたとしても、スキル不足から働きにくさを感じてしまうかもしれません。

看護師2年目で転職する場合は、教育体制やフォロー体制が自分に合っているか十分に調べてから応募することをおすすめします。

看護師2年目で退職する前にできること

勢いで転職を進めてしまうと、ミスマッチから短期退職してしまう可能性が高くなってしまうためおすすめできません。2年目で悩みや問題を抱えている看護師は、まず以下のことを試してみることをおすすめします。それでも状況が変わらなければ、転職を本格的に検討してみると良いでしょう。

過去の自分と比べてみる

同僚とのスキルや進歩の差から「自分は看護師に向いていないのでは?」悩んでいる方は、周囲の人ではなく過去の自分と比べてみましょう。成長をしていた自分に気づけるはず。

周囲とのスキルの差ではなく、目の前の仕事に向き合いスキルを磨くことに集中するのが大切です。自分の成長を実感できれば、今の職場を辞めたい気持ちはなくなるかもしれません。

周囲の人に相談してみる

抱えている悩みや問題は1人で抱え込まず、思い切って周囲の人に相談してみることもおすすめです。同じ職場の先輩や同僚に話しづらければ、看護学校時代の友人や家族でも良いでしょう。専門的なアドバイスが得られなくても、自分の悩みを言葉にするだけでも心がすっきりします。もしかしたら、自分では気づけなかった別の視点からのアドバイスを得られるかもしれません。

シフト変更や異動を相談してみる

職場の人間関係や勤務形態が転職理由の場合は、転職前に部署異動やシフト希望を上司に相談してみるのも良いでしょう。たとえば、今の部署が忙し過ぎて自分には合わないと感じる場合は、日勤のみで働ける部署に移ることで転職せずに働き続けられるかもしれません。

もちろん、異動であれば退職にはならず、同じ病院で勤続年数を重ねられるため、実際に転職する際に勤続年数が長いことが有利になることがあります。しかし、相談しても状況が解決しない場合には、転職を考えると良いでしょう。

看護師2年目でも転職した方が良いケース

上記では、退職するまえに今の職場で続けられないか一度立ち止まって考えてみる方法を紹介しましたが、下記に当てはまる場合は転職をおすすめします。転職を迷っている方は、参考にしてみてください。

身体的・精神的な不調が続いている

職場の環境が原因で心身に不調が出ている場合は、無理に頑張り続ける必要はありません。

我慢して働き続けて体を壊しては、今後長く働き続けることが難しくなります。金銭的な問題がなければ、まずは休息を取って心身の健康を取り戻してから転職活動をスタートすると良いでしょう。

パワハラがあるなど職場環境が悪い

単なる人間関係のトラブルであれば、コミュニケーションの取り方を見直したり考え方を変えたりすることで、自分で解決できることはあります。しかし、パワハラなどの人権侵害がある場合は、無理してその職場に適応する必要はありません。上司に相談しても改善が見られない場合は、転職活動を進めると良いでしょう。

2年目の看護師におすすめの転職先4選

ここでは、看護師2年目の転職におすすめの職場を4つ紹介します。
すべての職場に当てはまるわけではありませんが、それぞれの病院における特徴を紹介するので、転職活動の参考にしてみてください。

慢性期病棟/療養病棟

慢性期病棟や療養病棟は、急性期の治療は抜けたものの、長期的な治療や療養を必要とする方を対象としている病棟です。

急性期病棟と比較して患者さんの緊急性や重症度が高くないので、経験が浅い看護師でも適応しやすいといえます。また、長期間入院している患者さんが多いため、患者さんとの長期的な関わりを持ちながら看護を提供したい人にもおすすめです。

病院の外来

外来は、主に通院患者さんの診療を行う場所です。通院患者さんがスムーズに診療を受けられるように、医師をサポートしたり、患者さんの案内をしたりします。

外来は基本的に日勤だけなので、病棟と比較して体力的な負担は減らせるでしょう。また、子育てなどで夜勤勤務ができない看護師さんにも人気の職場です。

中規模病院

一般的に大きい病院は、患者さまの数が多く症状が重い方もいるため、看護師の負担が大きい傾向にあります。また、小規模病院は看護師が少なく教育体制やフォロー体制が十分でないため、即戦力が求められることが多々。
そのため、スキル不足を不安に思っている方は、中規模の病院が働きやすいかもしれません。

特定の疾患に特化した病院

興味のある分野で経験を積みたくなった方は、特定の疾患に特化した病院への転職がおすすめです。専門病院では、その疾患の治療に関わる最新の医療に関われます。

また、専門分野に特化した病院では、専門看護師や特定看護師といった資格取得支援にも力を入れている傾向にあるので、キャリアアップを目指す看護師さんにおすすめの職場です。

2年目の看護師に向いていない転職先

ここでは、2年目の看護師の転職先に向いていない職場を紹介します。下記の職場は必ずしも転職できない・転職してもスキルアップできない、といったことはありません。しかし、経験年数が設定されていたり、病棟勤務に戻りたくても戻りにくくなってしまったりすることがあります。自分のキャリアプランと相談して、転職先を決めていくと良いでしょう。

診療所(クリニック)

診療所は、入院するための病床が19床以下の医療施設のことです。入院設備がない診療所の場合は夜勤がないため、プライベートの充実が期待できます。また、患者さんの緊急性が低いため精神的負担は少なくできるでしょう。

ただ、診療科目によって違いはあるものの、採血や点滴といった基本的な手技ができることを前提としている求人が大半です。加えて、教育体制が整っているところは少なく、臨床経験年数を指定している求人もあるため、応募先の選択肢は限られるでしょう。

美容クリニック

美容クリニックは日勤のみのところが大半なうえに、インセンティブ制度などによって給与が高く設定されているため、看護師さんに人気がある職場です。ただ、採用担当者はスキルが高い人を優先的に採用するため、経験が浅い2年目の看護師は不利になりがちです。美容クリニックで働きたい場合は、病棟などである程度の経験年数を積んでから転職した方が、スムーズかもしれません。

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションとは、自宅療養する患者さんを訪問して看護サービスを提供する事業所です。看護師は基本的に1人で訪問するため、幅広い看護知識や技術が求められます。そのため、臨床経験年数を設定している訪問看護ステーションはほとんどです。

ただ、なかには新卒向けの教育体制を整えている訪問看護ステーションもあります。看護師2年目で転職する場合は、教育体制やフォロー体制が整っているか、に視点を置いて応募先を探すことをおすすめします。

介護施設

介護施設の看護師は、利用者さんの体調管理や緊急時の対応などを主に行います。
介護施設に配属されている看護師は基本的に1~2人ほどで、1人で判断しなければならない場面も多々。さらに、急変時の対応も看護師の役割ですが、日常の勤務では経験を積むことが難しいため、専門的な知識や技術が必要です。

高齢の方に寄り添った看護を提供したい方に向いている職場ですが、療養病棟や慢性期病棟、回復リハビリテーション病棟などでの経験を積んでから転職した方が、介護施設の看護師として活躍できるでしょう。

2年目の看護師が転職を成功させる5つのポイント

ここでは、2年目の看護師が転職を成功させるためのポイントを5つ紹介します。転職をする方は、参考にしてみてください。

焦らずじっくりと転職活動を行う

転職活動は焦らず行うのがポイントです。できれば在職中に転職活動を行いましょう。退職したあとで転職活動を始めると、「早く働かないと」と焦って納得がいかない結果になる可能性があります。働きながらの転職活動は時間的には大変ですが、じっくりと自分に合った職場を探せるため、成功に繋がりやすくなります。

転職理由を明確にする

転職先に何を希望しているのかを明確にしてから、応募先を決めましょう。ただやみくもに転職活動をしていても、自分の希望と転職先のニーズがマッチしなければ、再び短期離職を繰り返す恐れも。転職活動をする際は、まず自分が職場に求める希望条件を整理し「決して曲げられない条件」や「また妥協できる条件はあるのか」などを明確にしたうえで、転職活動を進めていきましょう。

できること・できないことを明確にする

自分が何ができて、また何ができないのかを明確にしておくと転職活動に役立ちます。自分の得意なことと苦手なことを把握しておくことで、自分のスキルを活かせる職場を見つけやすくなるでしょう。また、自分のスキルを活かせる職場に応募することで、ニーズがマッチする確率も上がるため、転職活動をスムーズに勧められるでしょう。
さらに、自分の強みを明確にしておくと、面接時にも説得力のあるアピールができるようになります。

金銭的な不安はあらかじめ解消しておく

転職先が決まる前に転職する場合は、金銭的な不安はあらかじめ解消しておくと、焦りがなくなり転職活動がスムーズに進みます。
上記でも触れましたが、生活費などの金銭的な心配があると、焦りが生じて冷静な判断ができなくなるもの。転職先が決まる前に退職する場合は、ある程度貯金して一定期間の生活費を確保してから転職に向けて動き出すのがおすすめです。

教育体制や福利厚生など転職先の情報を集める

転職活動では、応募したい職場の教育体制や福利厚生についての情報をできるだけ集めることが重要です。情報が多ければその分判断材料が増えます。判断材料が多ければ、自分にマッチする職場も自ずと探しやすくなるはずです。
特に2年目の看護師の場合は、志望先がどのような教育体制を取っているのかを重点的に調べるようにしましょう。

経験が浅い看護師は転職エージェントの活用がおすすめ

臨床経験が浅い看護師さんや初めて転職する方は、転職をサポートしてくれる転職エージェントの活用がおすすめです。

2年目の看護師さんのなかには、「転職サイトや求人サイトからは納得できる求人を見つけられない」という方も多いでしょう。臨床経験が浅い2年目の看護師の転職は、応募条件に引っかかってしまうなどして、選択肢の幅が狭くなってしまうことがあります。

しかし、転職エージェントには転職サイトや求人サイトには記載されていない非公開の求人情報が多数。そのため、2年目の看護師さんに向いている求人もきっと見つかるはずです。さらに、看護業界に特化した転職エージェントなら、より幅広い看護求人から応募先を決められるでしょう。

看護業界の転職をサポートするメドキャリアは、アドバイザーが求人先と直接やり取りをしているため、教育体制や業務内容、入職に必要なスキルなど、細かい情報まで教えてもらえるのが特徴です。納得してから転職できるため、ミスマッチが起こりにくく、長く働きやすい職場を見つけられるでしょう。
「転職エージェントに相談したら必ず転職しなければならない」ということはありません。「転職するか、続けるかを迷っている」といった段階でも気軽にご相談ください。

まとめ

経験が豊富とはいえない2年目の看護師でも、希望の職場への転職は十分可能です。経験や技術面だけでなく、ポテンシャルやコミュニケーション能力の高さなどに重きを置いて採用活動を行う医療機関は数多くあります。自分に自信を持って、転職活動を行うことが成功のポイントです。

ただ、中途採用の場合は即戦力として扱われるため、転職できたとしても技術面に対する不安から働きにくさを感じる可能性も。応募前に、教育制度やフォロー体制をしっかり調べることも大切です。

とはいえ、求人票の文集だけでは、分かりにくいもの。メドキャリアは、アドバイザーが、あなたの今のスキルや職場希望をヒアリングしたうえで、あなたに合った職場を提案します。看護業界における転職のプロからアドバイスを得られるので、1人で転職活動を行うよりも、自分に合った職場を見つけられるでしょう。

また、転職先を探すサポートだけでなく志望動機などの添削や面接対策、面接のスケジュール管理もしてくれるので、初めての転職活動もスムーズに進められます。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。