産業医の報酬はどれくらい?チェックポイントについてもご紹介します!

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産業医の報酬はどれくらい?チェックポイントについてもご紹介します!

産業医の報酬がどれくらいかご存じでしょうか。
産業医の報酬相場について気になりますよね。
また、産業医になる際は契約書があるので、チェックするポイントについて知っておくと良いでしょう。
そこで今回は、産業医に関する情報について紹介します。

□産業医の報酬はどれくらい?

産業医の報酬相場は、選任する産業医の種類によって異なります。
そこで産業医の種類とそれぞれの報酬相場について紹介します。

*専属産業医

専属産業医とは、特定の会社に所属しており、その会社の産業医業務を担当する医師のことを指します。
専属産業医の勤務形態は、通常週に3日以上、1日あたり3時間以上の勤務が基本とされています。

*嘱託(しょくたく)産業医

嘱託産業医は専属産業医と異なり、月に1回から数回の頻度で事業所を訪れながら産業医業務に従事する医師のことを指します。

*産業医の報酬相場

嘱託産業医の場合の報酬は、産業医の業務内容や稼働時間によって異なりますが、一般的な相場は月に1回程度の訪問を想定して、3万円から10万円程度です。
専属産業医の場合は、週に1回の勤務で年間300万円から400万円程度が必要です。
週に4回の勤務を想定する場合は年間1200万円から1500万円程度です。

ただし、これらは一般的な相場であり、具体的な契約条件や業務内容によって変動する場合もあります。

□産業医になる際のチェックポイントについて!

・職務内容

契約書には産業医の職務内容が詳細に明記されています。
法律に基づく必要な業務や追加報酬が必要な業務、時間内に実施可能な業務などが示されています。
企業側の要望と自身の対応可能な範囲を考慮し、契約前にしっかりと確認することが重要です。

・相場報酬

契約書には報酬に関する情報も含まれます。
月額の報酬金額や支払い期限、さらに追加業務に対する報酬や支払い条件などが明示されています。
トラブルを避けるためには報酬に関する詳細をよく把握しておく必要があります。

・契約の有効期間

契約書には契約の有効期間と契約更新・解除に関する事項が明記されています。
トラブルを回避するためにも、この項目を細心の注意で確認しましょう。

□まとめ

報酬相場は産業医の種類や契約条件、業務内容によって変動します。
産業医になる際のチェックポイントは、職務内容、相場報酬、契約の有効期間を確認することです。
これらの要点を把握しておくことで、円滑な契約運営やトラブル回避に役立てましょう。