小児科で働く看護師の役割とは?主な職場も併せてご紹介します!

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小児科で働く看護師の役割とは?主な職場も併せてご紹介します!

子どもが好きな方や、子育て経験を活かしたい方は、小児科看護師という選択肢を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
小児科看護師は名前の通り子どもと接する機会が多いため、子どもが好きな方にとっては人気の職場です。

本記事では、小児科看護師の役割や主な職場をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□小児科で働く看護師の役割

「子どもが好き」このような想いを抱く看護師から人気を集める小児科。
15歳くらいまでの子どもが対象となる小児科ですが、喘息やアレルギーのような慢性的な疾患を持つお子様は15歳を超えても受診可能です。
小児科で扱う疾患の種類は非常に多く、看護師の仕事内容も多岐にわたりますが、大きく分けると以下の3つに分けられます。

*医療行為

処置や問診の際に、意思を補助する業務は、小児科看護師の役割の1つです。
小児科は子どもを相手に補助しなければならないので、泣いてしまう子や暴れてしまう子を相手にすることもしばしばあります。
そのような際に、根気強く子どもに寄り添う根気強さが小児科看護師だからこそ求められるスキルです。

*子どものケア

小児科において、「子どものケア」は医療行為だけでなく、安心して処置を受けられるようにするプレパレーションや、身の回りのお世話も含まれます。
処置中だけでなく処置後も寄り添い、褒めてあげることで、子どもの自信につながり、治療へ対する気持ちにも変化が生まれるでしょう。

*家族のケア

小児科では、子どもと両親双方へのケアが必須です。
子どもの病状によっては、両親が神経質になっていることもありますので、家族の悩みや不安を読み取り、精神的なサポートを心がける必要があります。

□小児科看護師の主な職場

小児科看護師の主な職場は、小児科クリニック、総合病院の小児科、PICU、NICUの4つが挙げられます。
PICUとは小児集中治療室、NICUとは新生児集中治療室を指します。
PICUとNICUは小児科クリニックや総合病院の小児科で勤務するより、専門的なケアが必要ですので、小児科看護師としてのスキルを高めたいという方に向いているでしょう。

□まとめ

「子どもが好き」という気持ちだけでは務まらない小児科看護師ですが、小児科看護師になる上で「子どもが好き」という条件は必須です。
子どもの治療に寄り添うだけでなく、家族の精神的ケアも小児科看護師にとって、重大な役割と言えます。
大変なことも多いですが、その分やりがいを感じられる診療科でもありますので、小児科看護師にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。