外科病棟で働く看護師の役割とは?解説します!

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外科病棟で働く看護師の役割とは?解説します!

患者さんに寄り添い、じっくりと悩みを聞いて元気になるサポートをする看護師。
ですが、外科の場合は生死を争う患者さんが運ばれてくることもありますので、迅速な判断が必要になることもあります。
幅広い症例を扱う外科で働く看護師は、どのような役割を果たしているのでしょうか。
本記事で解説しますので、外科病棟での勤務をお考えの方はぜひお読みください。

□外科病棟看護師の役割

手術を主に扱うイメージのある外科で働く看護師の役割は、病棟か外来かによって変わります。

*外来看護師

外来にはあらゆる症状の患者さんが訪れます。
その際、患者さんに渡す問診票から症状の経緯や状態を確認して、診療科に案内します。
基本的には順に案内しますが、歩行や呼吸が困難な状態にあるなど、緊急度が高い患者さんの場合は臨機応変に対応することが大切です。

そして、医師が患者さんに対して処置を施している際は、側で処置を受ける患者さんをサポートします。
医師の処置もスムーズに進むように、準備物を事前に用意しておくことも大切な仕事です。

*外科病棟看護師

外科病棟で働く看護師は、入院患者さんのケアが主な仕事です。
入院患者さんは状態が不安定な方も多いため、患者さんの状態によってバイタルサインを確認する頻度は異なりますが、こまめなチェックが求められます。

また、手術を控えている患者さんは不安定な状態に陥ってしまう可能性が高いため、不安に寄り添うことも重要な役割です。
さらに、入院患者さんの入れ替わるペースは早いため、外来看護師とも連携をとり、日々の変化に対応していくことが求められます。

□外科看護師に向いている人の特徴

外科看護師に向いている人の特徴はテキパキと行動ができ、継続的に勉強する意欲のある方です。
テキパキと行動ができるという部分に関しては業務内容もそうですが、私生活と業務の際のオンオフを切り替えられるという点も含みます。

また、看護現場は常にアップデートされていきますので、自分自身の知識や技術も進歩に順応していく必要があります。
資格をとって満足するのではなく、看護師としてのキャリアを極めたいのであれば日々勉強を進めることが必要不可欠です。

□まとめ

外科は主に病棟と外来に分けられ、それぞれで働く看護師の役割は異なります。
ただ、どちらで働く場合も患者さんに寄り添い、サポートするという業務に変わりはありません。

時には、症状の重い患者さんが運ばれてくることもありますが、手術を経て元気に退院する患者さんを見るとやりがいを感じられるでしょう。
「外科」で働くという手段が、看護師として働くあなたの1つの選択肢になれば幸いです。