「自己PR」は、会社に就職、もしくは転職する際に必ず準備しなくてはならないものです。
看護師志望の方で病院に勤めたいとお考えの方、または転職活動を行なって病院の看護師になりたいとお考えの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、就職や転職活動で失敗しないために、自己PRの書き方と書く際の注意点について紹介します。
□病院に提出する看護師の自己PRの書き方
自己PRの冒頭部分では、「性格や経験を強みとして記入する」ことを意識すると好印象を与えられるでしょう。
例えば、性格の強みとして「責任感があること」や「協調性があること」などが挙げられる一方で、経験の強みとしては「役職を勤めた経験」や「新人教育経験」等が考えられます。
今回は、自己PRを完成させるための手順を紹介します。
*自己PRを完成させるための3ステップ
1.自分の強みを決める
これまでの印象的な経験や経歴、それに対して自分はどのような対応をしたのかを紙に書き出しながらまとめて、自分はどの強みをアピールするか決めましょう。
経験に関しては、看護師として働いた経験や学生時代において印象深い経験、またはマネジメント経験を挙げて、自分が経験したことについての対応やそこから得られた新たな学びをまとめることで自分の性格や考え方の癖などを確認できます。
2.強みに関係するエピソードを述べる
自分の強みを述べた後、その強みの根拠となり得る具体的なエピソードを書いていきましょう。
書く際には、自分の強みを活かしてどのようにその出来事に貢献できたのかに焦点を当ててください。
3.強みがどう仕事に活かせるか明確にする
最後に、自分が職場でどのように貢献できるのか主張しましょう。
□看護師が自己PRを書く際の注意点
*押さえておきたい2つの注意点
1.自己PRと志望動機を混同しない
混同しないために、あらかじめ2つの違いを明確にしておくことが大切です。
ちなみに自己PRは、経験から得られたスキルや性格といった自分自身を表現するために書きます。
2.職務経歴を羅列しない
たとえ素晴らしい経歴があっても、それを列挙しただけでは職務経歴書と同じになるため注意が必要です。
□まとめ
基本的にご自身の性格や経験の強みをアピールするためにある自己PRは、「1.自分の強みを決める」→「2.強みに関連するエピソードを述べる」→「3.強みがどう仕事に活かせるのか書く」の手順で書きましょう。
自己PRを書く際、「志望動機と自己PRを混同させない」ことと「職務履歴みたいにしない」ことに気をつけましょう。