看護師の夜勤での働き方とスケジュール例について解説します!

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看護師の夜勤での働き方とスケジュール例について解説します!

看護師は、医師の診療に基づいて診療や治療の補助を行なったり、心のケアを行ったりなど、医師または不自由な生活を強いられている患者様にとって必要不可欠な存在です。
そのため、看護師に憧れて志望される方が多くいらっしゃいますが、勤務形態についてご存知でしょうか。
本記事では、看護師を志している方に向けて、勤務形態と仕事内容、さらに夜勤スケジュール例について紹介します。

□看護師の勤務形態と仕事内容とは?

*看護師の勤務形態には2種類あります

1.二交代制勤務
二交代制勤務とは、1日の勤務時間を日勤(8:30~17:30)と夜勤(17:00~9:00)に分け、シフトを割り振る形態のことを指しており、夜勤の場合ですと16:00〜17:00に出勤し、翌朝の9:00~10:00に退勤することが一般的です。

2.三交代制勤務
三交代制勤務とは、日勤(8:00~16:30)と準夜勤(16:00~24:30)と深夜勤(24:00~8:30)に分け、シフトを割り振り、二交代制よりも勤務時間が不規則になるため肉体的な負担が多いと言われております。
しかし、1回の勤務時間が8時間であるため、二交代制勤務と比べると短くなります。

*夜勤看護師の仕事内容

・ナースコール対応
・採血・点滴交換・バイタルチェック
・体位交換
・急変対応
・徘徊や点滴の事故抜去といったトラブル対処
・夜間巡回
ここで注意しておきたいのが、日勤と比較すると看護師の人数が少ないため、1人あたりの業務量が多くなることです。
なお、夜間巡回では、2〜3時間ごとに病室を周り、患者様がきちんと睡眠を取れているか、容態に変化がないかの確認を行います。

□夜勤のスケジュール例

・二交代制の夜勤の場合
16:00 日勤看護師からの業務の引き継ぎ
17:00 カルテの確認や病棟の見回りなど
18:00 夕食配膳や食事介助
19:00 バイタル測定や配薬など
20:00 食事休憩
21:00 消灯
21:00~6:00 病棟の見回りや点滴交換など
6:00 点灯やバイタル測定など
7:00 朝食配膳や食事介助
8:00 バイタル測定や配薬など
9:00  勤務終了

・三交代制の準夜勤の場合
16:00 業務引き継ぎ
17:00 患者に関する情報収集や医師からの指示確認など
18:00 夕食配膳や食事介助
19:00 病棟の見回りや体位交換など
20:00 食事休憩
21:00 消灯
21:00~23:30 事務作業や点滴交換など
1:00 勤務終了

・三交代制の深夜勤の場合
12:00 業務引き継ぎやカルテ確認など
1:00~6:00 病棟の見回りや点滴交換など
6:00  点灯やバイタル測定など
7:00 朝食配膳や食事介助
8:00 口腔ケアや配薬など
9:00  勤務終了

□まとめ

看護師の勤務形態には2種類あり、「二交代制勤務」と「三交代制勤務」があります。
二交代制勤務は、日勤と夜勤で分かれている一方で、三交代制勤務では日勤と準夜勤と深夜勤で分かれています。
ただ、三交代制は1回の勤務時間が短くなりますが、二交代制と比較すると不規則になりやすいというデメリットも併せ持っています。
なお、それぞれの夜勤スケジュール例は本記事に簡潔に記載しましたので、ぜひ参考にしてみてください。